
ドーマン法1
- 64 :名無しさんといっしょ :02/05/01 02:02 ID:???
- アメリカ
のドーマン法の批判サイト
http://www.quackwatch.com/01QuackeryRelatedTopics/patterning.html
アメリ
カ小児科学会の見解
http://www.aap.org/policy/re9919.html
- 82 :3スレ211 :02/05/01 12:12 ID:???
- ※「ドーマン法」への批判
日木家でも取り組んでいる医療プログラム「ドーマン法」には、
米国小児科学会(※)などから強い批判がされています。
以下のURLは、その「ドーマン法」で採用しているリハビリプログラムの
一つ、「パターニング」についての米国小児科学会による批判(英文)を
翻訳したものです。
要約すると、
「数十年間民間療法的に行われているにも関わらず学問的に有効なデータに
基づく成功例の報告がない。理論的にも時代遅れである」
という内容です。
(原文)
http://www.aap.org/policy/re9919.html
(訳文)
http://users.hoops.ne.jp/longhistory1977/AAPRE9919%20
また、実際にドーマン研究所に勤めていらっしゃった元職員の方が
ドーマン法について批判的に分析されているページもあります。
http://www.lc-k.org/tusin.htm
※米国小児科学会とは?
429 名前:名無しさんといっしょ :02/05/01 10:57 ID:9Dzbkmq9
>>397
http://www.aap.org/
ここからAbout the AAPで
http://www.aap.org/visit/facts.htm
なんか文字通りのアメリカの小児科の学会みたいです。
The AAP has approximately 55,000 members in the United States,
Canada and Latin America.
これ見るとカナダとラテンアメリカも入ってる様ですが。
One of the AAP's major activities is to further the professional
education of its members.
Continuing education courses, annual scientific meetings, seminars,
publications and statements from committees and sections form the
basis of a continuing postgraduate educational program.
- 96 :ドーマン法 :02/05/01 17:38 ID:???
- 91さんが紹介している米国小児科学会のドーマン法についての評価は
貴重だが、今回の問題はこの「治療法」が有効か無効かの議論に入っては
論点がそれると思う。「信じたい」人には科学的批判は無効です。
その意味ではNHKの映像も信者にはありがたいだけだと思う。
しかし健全な批判力をもった人にはあれは「トンでも」番組で、科学的証明というのがまったくない。また母親は健常人であり、自分のやっていることの
意味を理解していると思われる。
簡単なトリックも見破れずに、科学的検証抜きで番組の作成・放映を行ったNHKの責任を追及するのが本筋だと思う。
ともかく問題点を整理して、有効な追求運動に発展させる必要があると思う。
- 107 :3スレ211 :02/05/02 00:09 ID:???
- ※この後数レスにおいて、、
幾つかの見地からのドーマン法についての意見をまとめます。
◆(1)中立を保とうとする立場から◆
523 :3スレ221 :02/05/01 20:31 ID:???
ついでに書いておくと、ドーマン法はその効果の真偽に関わらず
極めて危険な思想の療法だと思う。
このメソッドの基本は、まず対象となる子供自身でなく、
親にその効果を確信させることから始まっている。
つまり、実際に効果が上がる前に親が予断を持ってプログラムに
取り組むことを大前提としているようにみえる。
最初から親がメソッドについて公平に判断できる精神状態に
ならないように誘導してる、と言ってもいい。
はっきり言えば、この方式は常に中立な第三者の監督下で
なければ危険すぎる。
例えドーマン法がある種有効に働くケースがあるとしても、
それは全てのケースでそうなるわけでは決してないはず。
それは、今までの臨床例が示しているのだろうし、
そうでなければここまで批判されない。
でも、この方式に一度はまった親は、自分の子供について
それが適しているかどうか判断する能力を奪われた、
あるいは低くさせられた上でこのプログラムに参加することになる。
そういう性質のプログラムであるようにしか見えない。
つまり、「抜けられない」(抜けにくい)プログラムなんだ。
こんなのを警告なしに勧めるような番組つくりをしたNHKは
決して許しては成らないと思うよ・・・。
・・・でも、だからといって、
「ドーマン法は絶対に何の効果もない」と断言も出来ない。
そういうためにはデータが不足しているからね。
この問題についての私の意見はこんなところだよ。
- 108 :3スレ211 :02/05/02 00:10 ID:???
- ◆(2)「他に手段がなく」ドーマン法に頼る人に特に配慮した見地から◆
545 :3スレ221 :02/05/01 20:44 ID:???
ドーマン法は極めてリスクが大きい治療法であることは間違いない。
しかしながら、他の方法では「治療不可」の烙印を押された人々
にとっては唯一の希望ともなっている側面もある。
そして、実際に効果が出た例もある(と主張されている。
これは厳しく検証されなければならない)。
つまり、ドーマン法に頼らざるを得ない人にとっては、
いかに可能性が低かろうと、それを簡単に否定されてはたまらない。
逆に言えば、完全に否定されない限り、そういう人たちは
ドーマン法にすがり続ける可能性が高いし、それは仕方がないことだ。
したがって、ドーマン法をどうしようもないイカサマ療法と思うならば、
なおさら「その成功例を知っている」という人物から様々なデータの提供を受け、
それを一つ一つ論破していかなくてはならない。
検証の途中でドーマン法をイカサマと決め付け、
それを否定するような人と「絶対治る」と「断言」するドーマン法陣営を
比較すれば、「ドーマン法が唯一の希望」と思わざるを得ない人は
相当の確率でドーマン法に走る。唯一残った味方のように思えるから。
そして、それによって失うものの大きさ自身が、
「これがダメだったら今までの私たちの努力は一体!?」
という心理的推進力となって、どんどんとその療法にはまっていくことになる。
そうなると、既にそういう人がドーマン法を続ける理由はすでに理屈の
レベルを超え、他の人には止められなくなる。
残酷な言い方をすれば手遅れだ。
繰り返すが、
本当にドーマン法がイカサマだと思い、それを根絶しようと思うならば、
そういう人はなおさらドーマン法の実践者やその推薦・擁護者の言葉に耳を傾ける必要がある。
そして、その上で彼らを完全に論破しなければならない。
- 109 :3スレ211 :02/05/02 00:11 ID:???
- ◆(3)障害を持たない子供に対する ◆
◆「育児法」としてのドーマン法について◆
564 :3スレ221 :02/05/01 20:56 ID:???
繰り返しになるけど、
幼児教育法としてのドーマン法は最低の発想からスタートしている。
まず、親のエゴをひたすら刺激して、親に効果を確信させることから
始まる教育法。教育法として、そんなにひどい発想は他にない。
「子供の自主性」というものに真っ向から反する教育法といえる。
また、途中で修正が聞かない(子供にはその子供の性質にあった
教育が必要であるはずなのに)ことも大問題。
公文式でもなんでも、普通の教育法は子供に会わないと思えば
まず子供がそれを言うし、親は親で自分で判断をする。
でも、ドーマン法は違う。これはまず親を「洗脳」するから。
・・・つまり、実際に効果があるかないか、
というレベルの問題でなく、理念として既にダメ。
これはデータを集めるまでもなくわかることだと思う。
- 110 :3スレ211 :02/05/02 00:12 ID:???
- ◆(4)現在ドーマン法に取り組んでいる方に配慮した見地から◆
566 :名無しさんといっしょ :02/05/01 20:58 ID:???
ドーマンをやっている人と(2chではニダー博士)
NHKを糾弾しようと思っている人の間で妙な齟齬があるのは、
NHKを糾弾する人は番組内の文字盤の使い方の不味さを指摘して、
簡単な検証をして貰えばいいだけであって、ドーマン法自体はどうでもいい。
NHK批判とドーマン法批判は切り離されている。
だけど、ドーマン側の人からすると、Nスペの否定はルナ君の天才性の否定であって
それはルナ君を日本における一番の成功例とする日本ドーマン法の否定になってしまい
NHK批判とドーマン法批判はイコールになってしまうから、か?
なんとなく分かったようなわからんような・・・
577 :3スレ221 :02/05/01 21:03 ID:???
>>566
そうだね。それと、代表例であるルナの否定は、
ドーマン法をやっている自分への周囲の風当たりが強くなる、
という形で身近な形で跳ね返ってくるはず。
その意味で、他人事ではないんだと思うよ、
ドーマン法に取り組んでいる人にとっては。
また、そういう人でもドーマン法のうさんくささについては
薄々感じるものがあるはずで。
要するに、自分達がドーマン法を信じて続けていくためにも、
ドーマン法について否定的な意見は耐えられないんだと思う。
・・・正にそういう精神状態を作り出す点が、
ドーマン法の危険性なんだと思うけどね。
- 111 :3スレ211 :02/05/02 00:13 ID:???
- ◆ドーマン法の指導者グレン・ドーマンについて◆
599 :3スレ221 :02/05/01 21:12 ID:???
また、実際にドーマン研究所に勤めていらっしゃった元職員の方が
ドーマン法について批判的に分析されているページもあります。
http://www.lc-k.org/tusin.htm
そのページの次の部分だけからでも、
私はドーマンというのは学者に必要な客観性に全く欠けた
人間だと思うよ。
・・・ひょっとすると、それは
「これほど対象者の両親に負担を強いる療法について、
薦める我々自身が確信を持てずにどうして薦められるのか!」
という「良心」からなのかもしれない。
・・・でもね。その「確信」は科学的な検証を繰り返すことに
よって得るべきもので、理由もなく信仰として持つものではない。
その意味で、ドーマン法は科学とすら言えないと言っていいと思う。
・・・ただ、そのことと、その理論が正しいか間違っているかは
また別の問題。
アプローチ自体は不適切でも、その成果は正しい、
ということはありうる。
そこらへんは注意しないといけないと思うけどね。
>>>>>>>>>>>>
ドーマンの質問
以下は研究所の思い出の一つです。
あるスタッフミーティングの席でグレン・ドーマンが「もしあなた
に脳障害児の子どもが産まれたら研究所のプログラムを行うか」と
聞きました。居並ぶスタッフが次々と「イエス、サー」と答える
なかで、私は「I don't know.(わかりません)」と答えました。
ドーマンは私が質問を理解していないと思ったのでしょう、
「お金持ちであればどうか」とかいろいろいいました。私は貧弱な
英語で「それは哲学的な問題だと思います」と私の考えを懸命に伝
えようとしました。
私の答えはドーマンには不愉快だったらしく、Adachiはなぜ研究所
に来たのかと問題になったようです。また、後で個人的にあなたの
考えは非常によくわかるといってくれたスタッフもいました(私と
同じように家族と同居してプログラムを行った経験を持つ人でした)。
今から思えば、あの出来事が私が研究所と決別する出発点だったの
でしょう。
- 112 :3スレ211 :02/05/02 00:16 ID:???
- ◆ドーマン法はカルトであるのか◆
664 :前スレ980 :02/05/01 21:41 ID:ZOUEk9Y6
ドーマン法は、家にあった本とネットでの検索結果を考慮するに、
1 脳科学の素人が始めた療法
2 主催者はアカデミックなトレーニングを受けていない。
3 ドーマン法には莫大なお金がかかる。
4 小児科医の団体からは相手にされていない
5 80年代後半からたびたび批判されている
6 肝心のドーマン法に関する科学的ドキュメント(ペーパー)が無い
7 よって追試を行えない
上記のことから、私はきわめてカルト色が強いインチキ療法である疑いが
濃厚との結論に達しました。少なくとも、反証実験を拒む療法など
科学ではない。
671 :3スレ221 :02/05/01 21:48 ID:???
>>664
そう、ドーマン法はおそらく「科学」とはいえない単なる「民間療法」です。
しかし、「民間療法」でも効果があがるケースはあり得ます。
そして、それが現代科学では代替できない効果である可能性も否定し切れません。
そうであれば、やるべきことはドーマン法を検証を拒む「民間療法」から
検証によりよりその性質を確かなものにしていく「科学」に変化させていくことです。
それにより、現代科学は新たな確立された治療法を得ることになる。
・・・もし、ドーマン法に何らかの効果があるなら、の話ですけどね
(個人的にはうさんくさいと思いつつ、判断できるだけの知識もデータもありません)。
そんな話だと思います。
・・・とまあ、そんな話はさておき。このスレの趣旨はドーマン法の検証ではなく、
日木留奈とその一家(特に母親)についての検証です。
もっといえば、それが真実であったのかどうかすら、真の問題ではありません。
真実であるかどうかを確かめる十分な検証がなされたか否かが、真の問題なんです。
679 :前スレ980 :02/05/01 21:55 ID:ZOUEk9Y6
> しかし、「民間療法」でも効果があがるケースはあり得ます。
これはもちろんそうです。
一部の漢方薬が臨床で用いられているのも、民間に伝わってきた
物を分析して有用と認められたからにほかなりません。
しかしここで疑問が生まれます。
ドーマン法はなぜ方法、結果を隠蔽しようとするのでしょう?
そして一部の「成功例」だけを宣伝に用いるのでしょう?
694 :3スレ221 :02/05/01 22:02 ID:???
>>679
※これは私見です。客観的なデータに基づく意見ではありません。
その上で書かせて頂きます(合理的な推論であるとは思いますが)。
それははっきりいって、
ドーマン法が実際に証明できる効果を上げていないからであると思います。
つまり、ドーマン法がイカサマであるからである、と。
しかし、それならばなおのこと、ドーマン法は徹底的に検証される必要がある。
とことんデータを集める必要がある。そう思います。
徹底的に否定されず、一縷の希望が残る限り、ドーマン法に頼ってしまう人は後を断たないはずですから。
・・・あるいは、ドーマン法にかわる科学的な治療法が開発されればよい。
これが最良の解決策でしょう。
- 114 :名無しさんといっしょ :02/05/02 01:02 ID:pckInpjn
- るなちゃん(というか母親)は、ドーマン法の宣伝というか擁護を必死にしているようだよ。
ttp://www2.odn.ne.jp/luna/autobiography/cover.html
自伝『愛の中で・カオスからコスモスへ』 第3章より。第4章ではドーマン法について語ってる。
>しかしこのドーマン法に出会った事ほど、私の人生で素晴しかった事はなかったと思う。
> もちろん内容はとてもハードで、泣かずにはいられないほどだった。私は、私が泣くことで
>母が非難されるのが、とても嫌だった。あなたに何がわかるというの?! 母を非難するなら、
>私を治してみてよ。健常児と同じようにしてみてよ! 出来もしないのに、私をかわいそうと
>言って去って行く。自分はそれで、心優しいと思っている、無責任な人々。
>「ドーマン法なんかやったら死んじゃうわよ。あなた、勉強不足よ。」
>そう言って責めた人もいた。母を悪く言う人はとても悲しい人だと思う。真実を知らない人だ
>からである。
- 179 :ドーマン法についての論文転載 :02/05/03 10:38 ID:???
- 238 :マスコミ板転載1 :02/05/02 21:08 ID:???
551 名前:文責:名無しさん 投稿日:02/05/02 15:11 ID:NGVZS/6e
ドーマン法信者がいるようなので、ダウン症コングレスのサイトから
http://members.carol.net/~ndsc/doman.html
後半部分の翻訳。インスティチュートと訳したのは、ドーマンたちの機関
Institutes for the Achievement of Human Potentialのこと。
あたしゃ医者じゃないので用語の誤訳は許してね。
また、注は省略した。当該サイトで確認してね。
ナショナル・ダウン症協会(National Down Syndrome Congress)の立場表明。
NDSCはアメリカ小児科医アカデミーの70巻5号(1982年11月)
ポリシー表明を支持し、許可を得て採録する。
(中略)
彼らが主張する治療効果の現状
インスティチュートが公表した結果はどちらともとれないものだ。
読書能力が治療の後で改善されたという多くの報告が、この理論を
支えるものとして歓迎されてきたが、統計学的な分析では、提示可
能な有効性はほとんど示されていない。体系的な研究は、読書能力
に関してドーマン・デラカート法がほとんどないし全く効果がない
ことを示してきた。
治療のおかげを蒙ったとされてきた障害児には、そもそも誤診だっ
た者、あるいは不当にペシミスティックな予測を与えられてきた者
がいる。これらの子供たちの成長過程は多様でああって、特定の治
療法のおかげで改善が見られたという根拠のない主張はそのせいで
ある。インスティチュートが劇的に宣伝した事例の中には、子供の
脳にトラウマになるダメージを与えたり、postencephalitis(脳炎の
一種?←訳者)をもたらしたものもある。彼らは特別な治療なしで
も(成長によって)実質的な益があったかもしれないのに。
- 180 :ドーマン法についての論文転載 :02/05/03 10:38 ID:???
- 239 :マスコミ板転載2 :02/05/02 21:09 ID:???
552 名前:その2 投稿日:02/05/02 15:12 ID:NGVZS/6e
感覚運動パターニングの実験的評価による1975年の批判の三年
後、研究者たちはコントロールされた研究をおこなった。この研究
は心の成長が極めて遅れ、施設に収容されている子供たちを三つの
グループに分けた。第一グループはパターニングを受け、第二グ
ループはモチベーションテクニックの治療を受け、第三グループは
通常のケアを受けた。様々な行動上の基準を用いて研究者たちが観
察したところでは、どのグループにも研究期間中に何らかの向上が
見られた。しかし、三つのグループの間に意味のある違いは何ら存
在しなかった。この研究や他の報告に基づき、研究者たちは、通常
のケアに較べてパターン治療が優っている点は何もないと結論し
た。従って、この結果は公式には収容されている知恵遅れの子供た
ちにのみ一般化できるものに過ぎないが、パターニングがほかのど
んな治療法であれそれよりましだと考えることは出来ないと彼らは
結論した。
これまでの警告は、この治療法の結果についての良くコントロール
された研究の必要性を強調してきた。インスティチュートの主張の
すべての側面について研究することには多くの理論的・実際的困難
がある。官民両方の後援を受けたきちんと立案された包括的な研究
が最終段階になったとき、インスティチュートはそこに加わるとい
う当初の約束を放棄した。この研究がこうして失敗したので、イン
スティチュートが主張する効果の立証責任は彼らにある。特に、最
近の、より小規模の研究もパターニング療法にいかなる目立った益
もないことを示しているのだから。
- 181 :ドーマン法についての論文転載 :02/05/03 10:39 ID:???
- 240 :マスコミ板転載3 :02/05/02 21:10 ID:???
553 名前:その3 投稿日:02/05/02 15:14 ID:NGVZS/6e
要約
心の成長の問題を治療している他のグループとIAHPの大きな
ちがいは、(1) 治療効果があったという数少ない報告が、法外なも
のである点、(2) 証明されていないテクニックを本当に細かい細部
にわたり固く守らねばならない両親への大きな負担にある。たいて
いの場合、この療法を受けた患者に見られる改善は、成長、特定の
孤立した技術だけを集中的に訓練した結果、強い刺激のもたらす特
定されない効果によって説明される。医者もテラピストも、論争さ
れている問題と手に入る証拠について知っていなければならない。
過去および現在の分析・研究・報告に基づくなら、パターニング治
療には何ら特別のメリットはなく、その代弁者たちの主張は証明さ
れておらず、家族への要求が強すぎるためこの方法を用いることは
有害でありうると結論しなければならない。
以上
- 185 :ドーマン法批判論文について追加 :02/05/03 11:00 ID:???
- >>179
の文章の「(中略)」の部分が訳されたものを転載(「マスコミ板」より)。
この20年の間、the Institutes for the Achievement of
Human Potential とその会員たちは、脳損傷などの障害に彼らの
治療法が有効だと一貫して主張してきた。多くの(公的)機関はこ
の主張に関して警告の声明をだし、そこには1968年六月一日のア
メリカ小児科医アカデミーによるアメリカとカナダの諸機関のコン
ソーシアムによる公式声明もある。最近のメディアによる報道や、
親や公務員たちからの問い合わせの増大によって、アカデミーは現
段階でのこの問題の論争の状態をまとめ、1968年の声明をアップ
デートし修正し、さらに幾つかの提案を行う必要に迫られている。
我々の関心は次のような理由による。
インスティチュートが採用する扇動的方法によって、両親は親とし
ての適性や動機を疑われずにこの種の治療を断ることが難しくなっ
ている。インスティチュートが課す厳しい訓練は極めて過酷で融通
がきかず、両親にかなりのストレスを与え、彼らは家族の他のメン
バーを無視するようになる。提唱者たちの主張では、あらかじめ規
定されたとおりの厳格さで遂行されず、100パーセントの努力に足
りないならば、このセラピーは無意味であり、治療の失敗の原因に
なる。
しばしば、歩行とか音楽鑑賞とか、年齢に応じて子供に可能な活動
に制約が課されているが、これらの制約はデータによっても、今日
に至るまでの長期間の結果によっても支持されない。
インスティチュートが利用している「発達プロファイル」に基づい
た急ぎでかつ決定的な診断がなされることがしばしばある。しかし
そのプロファイルが何に基づいているのかは明らかにされたことが
なく、これまで受けいれられている他の方法と比較することでその
プロファイルを評価しようとする試みがなされた証拠もない。
かなりの治癒例があるという主張がなされ、また病気のセラピーを
超えて、この療法が普通の子供もより優秀にし、世界の緊張をやわ
らげ、「進化のプロセスを速める」かもしれないという主張がなさ
れている。
こうした劇的な主張にもかかわらず、1967年以来、パターニング
を受けた患者にわずかな機能上の改善が認められることを示唆した
研究は一つしかない。1967年以来ドーマン・デラカート療法を支
持する実際上いかなるデータも提示されてこなかったという事実
は、それ自体パターニングに賛成してなされてきた広汎な主張に疑
問を投げかける理由になる。
- 186 :ドーマン法批判論文について追加 :02/05/03 11:00 ID:???
- ◆理論◆
普遍的に適用可能だと主張されるこの理論は、主として大脳半
球の優位について、また個体の連続的な系統的発展の関係について
の過度に単純化された観念に基づいている。この理論によると、心
的発達障害(mental retardation)、学習障害(learning
problem)、行動異常(behavior disorder)の大半は脳損傷か
「神経組織の貧弱さ」によって引き起こされ、これらの問題はすべ
て脳損傷の延長線上のどこかに位置づけられ、インスティチュート
が提唱する治療以外に効果的な治療は存在しない。
現在入手可能な情報はこの主張を支持しない。特に、優位な半球が
存在しないこと(よくわからん。the lack of uniform
dominance or sidedness、右半球か左半球が支配的になってい
ないということか)はこれらの症状の病因としてもまた治療にとっ
てもおそらく重要なファクターではない。
文化や人類学的な違いもこの理論によって「説明」されてきた。例
えば、未開部族における書記言語の欠如は「はいはいcrawling
and creeping」の制約のせいにされている。これは極めて偏狭で
問題のある見解だ。
この理論についてのある注意ぶかい批評は次の結論を導いている。
「科学的研究のために、理論的・実験的・論理的な証拠によってテ
ストしたとき、かれらの教義は証拠によって支持されないか極度に
矛盾している。科学的仮説としては、神経組織の理論は何のメリッ
トもないように見える。」別の批評は、この方法の理論的原理は、
神経組織の発展の性質についての一般に受けいれられた見解と矛盾
すると結論づけた。
※この後、
>>179-181
の文章が続く。
※訳した人による付記。
ちなみに、「多くの(公的)機関はこの主張に関して警告の声明を
だし」には注がついているが、そこにはアメリカ小児科医学会、ア
メリカ脳性麻痺アカデミー、テキサス脳性麻痺協会、カナダ遅進児
協会、アメリカ神経医学アカデミー、アメリカ物療学・リハビリア
カデミーの警告文が参照されている。
- 188 :3スレ211 :02/05/03 13:04 ID:???
- ※ドーマン法について。
>>179-181
>>185-186
で訳されている、
「AAP(全米小児科学会)1982年警告書」
http://members.carol.net/~ndsc/doman.html
について、
実際にドーマン法を自らの子供の療法として取り組んでいる方による
再訳及び意見を掲載します。
そこに至るまでの議論の流れはマスコミ板のスレッド、
「NHKスペシャルのひどさ」
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1019998972/
を参照して下さい。
660 :ニダー博士(理系) ◆uzqzgJFM :02/05/03 09:55 ID:vhA5MFZv
AAP(全米小児科学会)1982年警告書
現在AAP内サイトで発見できませんが、私がDoman法導入時に検討し
た文章です。正確には、療育センターの主治医に紹介されたものです。
(私が他の障害児の親にDoman法を紹介するときには、必ず両論併記と
して手渡し、内容を日本語で口頭で示しています。)
現在、米国ダウン症協会のサイトにあります。551氏が探し出してくれまし
た。また、手の掛かる翻訳をしてくださりました。ありがとうございます。
http://members.carol.net/~ndsc/doman.html
551さんの翻訳を私が一部手直しします。英語翻訳能力は私より551氏の
方が高いですが技術用語で少しおかしい点があります。あと、反対の意味
に訳している部分と1パラグラフ抜けがありましたので修正しました。
なお、要所要所に私のコメントを入れます。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
ナショナル・ダウン症協会(National Down Syndrome Congress)の立場表明
NDSCは全米小児科学会ーの70巻5号(1982年11月) ポリシー表明を支持
し、許可を得て採録する。
過去20年以上に渡り、人間能力開発研究所(IAHP)とその友好団体は、
脳損傷などの障害に彼らの治療法が有効だと一貫して主張してきた。多
くの公的機関はこの主張に関して警告の声明をだしてきた。それらの中
には、1968年6月1日の全米小児科学会(AAP)によるアメリカとカナダの
諸機関のコンソーシアムによる公式声明もある。最近のメディアによる
報道や、親や官公庁からの問い合わせの増大によって、アカデミーは
現段階でのこの問題の論争の状態をまとめ、1968年の声明をアップ
デートし修正し、さらに幾つかの提案を行う必要に迫られている。
@@@@@@@@@@@@@@@
コメント:1974年に、『親こそ最良の医師』がIAHPにより日米同時発刊され
、以後、IAHPが様々なメディアで取り上げられる様になったという背景が
あります。(日本では、S57年頃に読売テレビ系で、落馬して全身不随に
なった有名騎手のDoman Methodによる回復過程が取り上げられ、大き
な反響を読んでいました。)このため、AAPへの問い合わせが極端に増
大し、当該声明を出すに至ったものと思われます。
@@@@@@@@@@@@@@@@
- 189 :3スレ211 :02/05/03 13:06 ID:???
- 661 :ニダー博士(理系) ◆uzqzgJFM :02/05/03 09:56 ID:vhA5MFZv
我々の関心は次のような理由による
IAHPによる宣伝により、両親は親としての適性や動機を疑われずにこの
種の治療を辞退することが難しくなっている。
IAHPが課す厳しい訓練は極めて過酷で融通がきかず、両親にかなりの
ストレスを与える為、彼らは家族の他のメンバーを省みなくなる。
提唱者たちの主張では、あらかじめ規定されたとおりの厳格さで遂行さ
れず、100%の努力に足りないならば、この手法は無意味であり、治療の
失敗の原因になる。
しばしば、歩行とか音楽鑑賞とか、年齢に応じて子供に可能な活動に制
約が課されているが、これらの制約はデータによっても、今日に至るま
での長期間の結果によっても支持されない。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
コメント:IAHPのプログラムが極めて厳格且つ厳しいものであることが示
されています。また、IAHPは、成果をあげるには、プログラムを完璧に行
うことを要求していることを示しています。(これはWTDコースで明確に示
されます。)
最後段の活動制限について、私は聞いたことがありません。(但し、私の
子どもの場合、音楽を過剰に聞かせないことを指導されています。この
事かもしれません。)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
IAHPが利用している「[脳神経]成長プロファイル」に基づいた迅速且つ
確定的な診断による主張がなされる。しかしそのプロファイルの根拠が
明らかにされたことがなくまた、これまでに(医学的に)認められている他
の方法と比較することでそのプロファイルを評価しようとする試みがなさ
れた証拠もない。
かなりの治癒例があるという主張がなされ、また病気の治療だけでなく、
この療法が普通の子供もより優秀にし、世界の緊張をやわらげ[意味不明]、
「進化のプロセスを速める」かもしれないという主張がなされている。
支持するデータ無しにドーマンとデラカートは、多くの典型的な子育ての
過程を子どもの潜在能力を制限するものと示した。それにより、多くの不
安を背負い、困惑する両親の懸念を引き起こした。
こうした目覚ましい主張にもかかわらず、1967年以来、パターニングを受
けた患者にわずかな機能上の改善が認められることを示唆した研究は
一つしかない。1967年以来ドーマン・デラカート療法を支持する実際上い
かなるデータも提示されてこなかったという事実は、それ自体パターニン
グに立脚してなされてきた広汎な主張に疑問を投げかける理由になる。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
コメント:前半IAHPが子どもの脳神経機能診断に用いる脳神経成長プロ
ファイルを差しています。このプロファイルに立脚してすべての治療プロ
グラムが組み立てられます。(これは、『親こそ最良の医師』に記載されて
います。) プロファイルの論理は極めて明快ですが、残念ながら医学界
で証明されたものではありません。
医学界では、Doman Methodは、G. Doman (理学療法士)とCarl H. Delacato
(教育学者)により提唱されたとされ、Doman・Delacato Methodと呼ばれ
る事があります。
IAHPは、子どもに運動刺激などを与えることなどにより、能力が急速に
伸びることを主張しており、これが後半の批判に晒されています。
Doman Methodは、パタニングを極めて重視しているものの、プログラム
はパタニングのみでは全く成立しませんので、医学的検証を極めて困難
にしていることが対立を生じさせています。(パタニングだけで検証しても
結果はでない。)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
- 190 :3スレ211 :02/05/03 13:08 ID:???
- 664 :ニダー博士(理系) ◆uzqzgJFM :02/05/03 09:57 ID:vkh3Vykv
◆理論◆
普遍的に適用可能だと主張されるこの理論は、主として大脳優勢半球に
ついて、また個々の連続的な系統的発展の関係について[これは、脊髄
から大脳皮質に至る脳神経組織の成長及び進化過程]の過度に単純化
された観念に基づいている。この理論によると、心的発達障害、学習
障害、行動異常の大半は脳損傷か「貧しい脳神経編成」によって引き起
こされ、これらの問題はすべて脳損傷の延長線上のどこかに位置づけ
られ、IAHPが提唱する治療法以外に効果的な治療は存在しない。
現在入手可能な[医学的に認められた]情報はこの主張を支持しない。
特に,優勢半球が存在しないことは、はこれらの症状の病因としてもまた
治療にとってもおそらく重要な要因ではない。
文化や人類学的な違いもこの理論によって「説明」されてきた。例えば、
未開部族における書記言語の欠如は「腹這い[匍匐前進]と 高這い[ハイハイ]」の
制約の為とされている。これは極めて偏狭で問題のある見解だ。
この理論についてのある注意ぶかい批評は次の結論を導いている。
「科学的研究のために、理論的・実験的・論理的な証拠によってテスト
したとき、かれらの教義は証拠によって支持されないか極度に矛盾して
いる。科学的仮説としては、神経組織の理論は何のメリットもないように
見える。」別の批評は、この方法の理論的原理は、神経組織の発展の
性質についての一般に受けいれられた見解と矛盾すると結論づけた。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
コメント:IAHPは、脳を『延髄と索』、脳橋、中脳、大脳皮質の4つのカテゴリ
にわけ、更に右脳、左脳の優勢半球に分けています。既述の脳神経
成長プロファイルと合わせて、こどもの脳障害部位を突き止め、プロプラムを
編成し、成果を評価します。この点に付き、医学的には過度の単純化として
支持できないと批判されています。
IAHPは、元々麻痺児の治療にこの手法を用いてきましたが、言語障害、
学習障害、自閉症、ダウン症など知的障害にも有効であるとし、実践し
ています。現在、これらの根本的治療法はDoman Methodしか存在しま
せんが、その点に付き、医学界は根拠がないと激しく批判しています。
しかしながら、昨今(1982年以降)、医学界においても自閉症が微細な
脳損傷によるものと言う説が支配的になりつつあります。(米国では一般的な
認識です。) これは、かつて医学界において主張されてきた自閉症児と
親への社会的迫害の元となってきた遺伝要因説や環境要因説の破綻を
意味します。
IAHPは文化人類学的?な取り組みも行っており、環境的要因から全く腹這い
やハイハイをさせないブッシュマンやシングー族に視覚収束の欠損などを
見いだし、一つの大きな論拠としていますが、残念ながら医学的には認め
られていません。
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- 191 :3スレ211 :02/05/03 13:09 ID:???
- 彼らが主張する治療効果の現状
IAHPが公表した結果はどちらともとれないものだ。 読書能力が治療の後で改善されたという
多くの報告が、この理論を支えるものとして歓迎されてきたが、統計学的な分析では、提示可
能な有効性はほとんど示されていない。体系的な研究は、読書能力に関してドーマン・
デラカート法がほとんどないし全く効果がないことを示してきた。
治療のおかげを治ったとされてきた障害児には、そもそも誤診だった者、あるいは
不当に悲観的な予測を与えられてきた者がいる。これらの子供たちの
成長過程は多様であって、このために特定の治療法のおかげで改善が
見られたという根拠のない主張がもたらされている。
IAHPがセンセーショナルに公表した事例の中には、子供の脳に外傷性
障害を持っていたり、後天的脳炎を持っていたものもあるが、彼らは特別
な治療なしでも成長によって実質的に良くなったかもしれない。
感覚運動パタニングの実験的評価による1975年の批判の3年後、研究者
たちはコントロールされた研究をおこなった。この研究は心理面のの成長
が極めて遅れ、施設に収容されている子供たちを3つのグループに分けた。
第1グループはパタニングを受け、第2グループはモティベーションテクニックの
治療を受け、第三グループは通常の手当てを受けた。様々な行動上の
基準を用いて研究者たちが観察したところでは、どのグループにも研究期間中に
何らかの向上が見られた。しかし、3つのグループの間に有為意な差異は
何ら存在しなかった。この研究や他の報告に基づき、研究者たちは、通常の
ケアに較べてパタニング治療が優っている点は何もないと結論した。従って、
この結果は公式には施設に収容されている知恵遅れの子供たちにのみ一般
化できるものに過ぎないが、パタニングがほかのどんな治療法であれそれより
ましだと考えることは出来ないと彼らは結論した。
これまでの警告は、この治療法の結果についての良くコントロールされた研究
の必要性を強調してきた。IAHP主張のすべての側面について研究することには
多くの理論的・実験的な困難がある。官民双方の後援を受け、良く計画された
包括的な研究が最終立案段階になったとき、伝えられるところによればIAHPは
それに加わるという当初の合意を取り下げた。この研究がこうして失敗したので、
IAHPが主張する効果の立証責任は彼らにある。
特に、最近の、より小規模の研究もパタニング療法にいかなる目立った益がない
ことを示している為である。
- 192 :3スレ211 :02/05/03 13:11 ID:???
- @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
コメント:これは、既述の様に、Doman Method を施した子供が回復したとしても
それは自然治癒乃至、そもそも誤診であったとする医学界側の立場を示したも
のです。要するに放っておけば良くなっていた『かも』しれないというものです。
親から見れば非常に無責任な話ですが、学術的には止むを得ない判断である
ことは理解できます。
Doman Methodは、実際に行っている人間の実感として、通常の医療施設では
まず実践不能と思われます。その為、Doman Methodの一部のみ(この場合多くは
パタニングのみ)を取り出して第三者機関が検証しても先ず成果はでません。
その為、医学界において効果を実験的に認めることはこれまでになされていません。
この事はStatement中でも認めています。
1967年のIAHPとの間で進んでいた包括的な共同研究プログラムが計画の最終段階
で破綻した理由は原典論文を読まなければわかりません。IAHPは、絶対に自己の
手法と子供の治療を曲げませんので、その点で合意に達し得なかったものと推察
されます。
IAHP側は、自分達の成果を作為群として、医学界側の成果を無作為群として
比較対象分析することを呼びかけていると聞いています。この点については医学界側と
IAHP側との水掛け論が続くと思います。
なお、G. Domanらは、時間の経過が自らの正当性を認める様になると考えている
様ですが、これまでの経緯から私はそのようになると考えています。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
まとめ
成長障害を治療している他のグループとIAHPの大きなちがいは、
(1) 治療効果があったという数少ない論文化された報告例が、極端である点、
(2) 証明されていないテクニックを真に子細に渡り厳格に守らねばならないと
いう両親への大きな負担にある。
たいていの場合、この療法を受けた患者に見られる改善は、成長と発達または、
特定の技能を集中的に訓練した結果乃至、強い刺激のもたらす限定されない
効果によって説明される。
医士も療法士も、この論争の係争点について及び入手し得る証拠について知って
いなければならない。
過去および現在の分析・研究・報告に基づくなら、パタニング治療には何ら特別の
メリットはなく、その代弁者たちの主張は証明されておらず、家族への要求が強
すぎるためこの方法を用いることは有害でありうると結論しなければならない。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
コメント:AAPとしての結論は、Doman Methodにより治療例は、ほとんどAAPの認める論文化が
なされておらず、第三者による検証が不能であることと、家族への負荷が他の如何なる治療法に
比べても圧倒的に重いので有害であるというものです。これは公式な立場としては当然であると
思います。
一方で、IAHPの主張に基づく作為不作為試験は依然として行っておらず、Doman Methodを
決定的に否定し得る研究結果も無いためにその危険性について十分認識する様に警告を発
するにとどまっています。
IAHP側は、この点に関して、WTDコースなどで受講する親に対して、負荷の重さ、不完全な
プログラムは意味がないと言う警告などすべてを行っておりました。無論、その警告の意味が
理解できない場合があり得るのも事実でしょうが初診時に再度非常に慎重な説明と署名が
行われます。
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- 193 :3スレ211 :02/05/03 13:13 ID:???
- 668 :ニダー博士(理系) ◆uzqzgJFM :02/05/03 10:00 ID:vkh3Vykv
現在、直接AAPのサイト内で閲覧できるのは1999年Policy Statement(RE9919)です。
(>>85でリンク済み)
http://www.aap.org/policy/re9919.html
これでは、>>644-649に訳されている様に、プログラムの段階制と心的、経済的負担に
ついて焦点が当てられています。
慎重に読むと、1982年報告書と同様にIAHPによる成果報告や、報道をそもそもその
子供は障害児ではなく、医師による誤診であったか、単なる成長の結果の可能性が
高いという仮定で片づけています。これは双方が満足し得る検証が行われていない以上、
止むを得ないとは思います。
いずれにせよ、Doman Methodを拒絶、禁止するだけの論拠は持ち得ず、1999年Statement
において主張を後退させ、論点を経費負担などに重点をずらしている点についてはおもしろい
と思います。IAHP側にたつ報道などでも費用負担の重さは注意されています。
また、この警告書の内容は、IAHPのプログラムに関わるとほとんど知識として得ることが
出来ることを申し添えます。
結局は、子供の発育不全、障害に直面したときに、親が様々な情報をもとに自己責任に
おいて選択する以外に手はないのが現状ですね。
他に子供を正常にする道はAAPも認める様にありませんから。(私には、障害の受容と言う
言葉は可能性がある限り受け入れられません。)
- 194 :3スレ211 :02/05/03 13:15 ID:???
- 669 :ニダー博士(理系) ◆uzqzgJFM :02/05/03 10:10 ID:vkh3Vykv
>>551氏(※引用者註:前掲のもう一つの訳をされた方)へお礼と苦言
先ず、昨年後半から探していた1982年AAP Policy Statementを見つけて
くださったことにお礼申し上げます。
また、非常に手間のかかる翻訳をしてくださったことにお礼申し上げます。
英語で読んで理解するのと翻訳とでは大きく労力が違いますから本当に
助かりました。今後貴重な資料として活用させていただきます。
但し以下については議論を持ち込む以上注意していただきたい。
冒頭から
>>551
>ドーマン法信者がいるようなので、
>>653
>1982よりは、経済的側面の言及が目立つようになっている。
>これもいろいろ考えさせるな。巧妙に親から搾り取るシステムに
>なっているのかね。
このようなアドホックに悪意に基づくレッテル張りは感心しませんね。
それにのった私も馬鹿ですが。
あと、Policy Statementには、いろいろとぼかして書いてある部分、医学会としての
保守性(これはしかたが無い)など、相当にありますね。
これを張っただけでは、AAPの権威のみで圧倒しようとしているだけです。
(翻訳の労は敬服致します。)
出来ることなら、IAHPの主張とAAPの主張を比較してご意見を述べてくださると
幸いです。
私は、IAHPにも問題はあると思います。そのことは既に過去レスでかなり
言及しています。
一方、療法導入時にAAPの1982年Statementを読みましたが、傾聴には値
するものの、残念ながら代替治療手段を提示できず、決定的な反証が無い
という点から、AAPの警告書はリスク提示の一例にすぎないと判断しています。
- 195 :3スレ211 :02/05/03 13:21 ID:???
- ※ドーマン法について、実際に取り組む場合のプロセスの紹介。
(自分の家庭でドーマン法に取り組んでいる方による紹介。
AAは都合(改行数の節約)により削除)
526 :ニダー博士(理系) ◆uzqzgJFM :02/05/02 12:12 ID:T5QXA9P0
ドーマン法では原則として両親が初期(初級?)人間能力開発士としての
認証を受ける為にWTD(What to Do)コースを受けなければなりません。
これは、日本では毎年1〜2月頃に神戸で行われます。米国よりスタッフが
来日し、5日間講義があります。(大体250名程度参加)
その前に大概の親は『親こそ最良の医師』を読んでいます。これを読む
事がすべての始まりと言えるでしょう。
WTDを受講する前に日本支部に子どもの状態を詳しく伝え、WTDコース
を受けるべきかの助言を仰ぎます。
ここがすべての始まりです。
プログラムは1日24時間365日行う事が求められます。これを両親が行い
ます。特にパタニングというプログラムは最低3人の人間の手を要します。
頭、右側手足、左側手足です。家族が多い場合は家族が行い、人数が
足りない場合はボランティアさんにきていただきます。
その他、代表的なものだけをあげても匍匐全身、ハイハイ、傾斜板、延髄反射、
ブレキエーション、などの運動プログラム
読みのカード、ビッツ、数学ドッツ、手作り絵本などの知性面のプログラム
呼吸マスキング、食事管理、水分管理、空気の清浄性管理、薬剤除去などの
生理面対光反射、触覚刺激、音の刺激など
それぞれの子どもの症状に合わせた膨大な量のプログラムを実施してゆきます。
これらプログラムには、頻度、強度、継続度が求められており、原則として1日
たりとも欠かす事はできません。(といっても軌道に乗るまで時間がかかるし
そりゃ病気になったりいろいろとで抜ける事もある。)
プログラムには必ず認証を受けた親が携わります。
WTDのあとのフォローはかなり手厚く、日本の支部が様々な質問に対応します。
プログラムの進捗状況を報告書として研究所に送る際の翻訳も迅速に
実費で行います。
また、半年に一度、米国からスタッフが来日し、2〜3日間の講習を行います。
この時の参加者数は200名程度です。
研究所から提出レポートに対して指示が来たり、レクチャーの際に指導されたりで
プログラムは常に子どもに会ったものに変化して行きます。
そして、プログラムの実行状況や緊急性など様々な要素により、研究所より
直接初診がなされ、その後プログラムが急速に変化して行きます。
流奈君は、スーパーTV放映時には非常に高いプログラムの段階にあったと
考えられます。
※引用者註
日木流奈は以前にも数度、他のTV番組で取り上げられています。
「スーパーTV」もその一つで、この発言者はそちらの番組はみたそうですが、
今回のNHKスペシャルはこの発言をした時点ではまだ見ていない、とのことです。
- 196 :195の補足 :02/05/03 13:22 ID:???
- >>195
は、
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1019998972/526
の、
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/mass/1019998972/550
の訂正・差し替えを容れて修正した引用です。
- 197 :3スレ211 :02/05/03 13:25 ID:???
- ※引用者註
>>188-195
でも書き込みを引用させて頂いた方による、
今回のNHKスペシャルについての推測です。
ただ、この方は番組自体はまだご覧になっていない、とのことです。
531 :ニダー博士(理系) ◆uzqzgJFM :02/05/02 13:04 ID:T5QXA9P0
注)以下は私の持つ情報に基づく私の推測です。検証は必要ですし、
何よりこれが事実と言う訳でない事にご留意ください。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
以前見ましたスーパーTVでは、流奈君のプログラムがかなり詳しく放送
されていましたが、やはりご両親の負荷はかなり高いものでした。流奈君の
症状はかなり重いものですので、プログラムは非常に(両親に取り)厳しい
ものでした。
この時点では既に流奈君は、FCによる会話と詩作を行っていました。
この時点で既に流奈君作の本が出ていたかもしれません。
なお、スーパーTVでは、一般会話をFCでしていましたので、私は、
当該番組注のFCにそれほど不審なものは感じませんでした。
番組中、お父さんが失業したという場面があり、とにかく失業保険給付
期間中はお父さん、お母さん、ボランティアさん、祖父母によりプログラムが
進捗していました。
このときソマちゃんが生まれていたかは記憶が定かでありません。
〜本人の手術や母親の出産などの要因でプログラムが不可抗力的に
制限される場合についての対応は研究所が随時示します。〜
この番組中ではお父さんの復職はありませんでした。だから他人事ながら
かなり心配でした。
今回の番組でも、お父さんは再就職していないとのことでした。
プログラムを続け且つ生活を続ける為にはお金が要ります。このお金は
幾人のかたがご指摘の通り、印税と推測されます。
ただ、印税がどの程度かを考えると、発売部数から考えて、相当甘く
見積もっても生活とプログラムで精一杯と思われます。
(足りるとは思えない。)
- 198 :197の続き :02/05/03 13:26 ID:???
- 532 :ニダー博士(理系) ◆uzqzgJFM :02/05/02 13:05 ID:T5QXA9P0
>>531続き
プログラムの最重要戦力である母親と父親を常時戦力化する為に流奈
君の詩集などの印税を当てるという方法は、コロンブスの卵的発想で、
たまげましたが、確かに、有力な手とは思います。
(あくまで仮説です。)
ただ、番組中にでてきた様に、その結果プログラムが中断する(継続度の
低下)、密度が下がる(頻度の低下)という副作用があり、私は心配してい
ます。少なくとも、研究所の求める最大濃度のプログラムは不可能になり
ます。まぁ、これは自主選択に任されています。
日木家のプログラムには日木家が責任を持つものであり、おそらくそれが
最善と考えて選択されたのでしょう。
原子力スレッドなどで私とお付き合いいただいている方は、私が原子力推進
派ながらもリスク評価にうるさいことをご存じと思いますので、リスクヘッジと
いう点で脆弱性を抱える方法に私が、かなり危惧している事はお分かりと思
います。
NHKの取材、編集陣は、そのような姿を見て、感情移入し過ぎたものと
思います。(推測)
結果、流奈君の詩作にばかり集中し、プログラムについての解説がない
放送になり、祭りと化したのでしょう。
少なくとも、豊かな情緒と言うものを持たない私の事ですから、実情を
知るが故にTVを爆破するくらい怒った可能性があります。(映画なら日本
刀でスクリーンをぶった切るか?)
私は、本来なら夭逝してしまっているか、全く動けない肉隗でしかあり得
なかった流奈君の回復の足跡をドキュメントし、その上で流奈君の詩集
を数節程度紹介すれば反響は大きく異なっただけに、残念でなりません。
- 199 :3スレ211 :02/05/03 13:47 ID:???
- アメリカ小児科学会によるドーマン法についての新しい論文。
>>179-181
>>185-186
の翻訳をして頂いた方と同じ方による訳です。
少し後の訳者自身の修正も加味した引用をさせて頂いています。
////////////////////////////////////////////////////////
644 :551 :02/05/03 04:23 ID:B546ae4c
全米小児科医アカデミーは1999年にドーマン法の問題をもう一度
取り上げていた。これがおそらく最新だと思うのでそちらを訳す。
1982年のものとあまり変わっていないが、この際、さっきの訳の
誤訳もこっそり直しておく。
治療・療法は主としてtreatmentの訳だが、日本語の持つ肯定的
ニュアンスはこの英語にはない。中立的である。
>>561の
>551の論文?は1982年、555は1995年に書かれたもののようですが、
>それ以後の研究よって新たな解釈などはでていないんでしょうか?
にも一応答えることになるかな。
ページは
http://www.aap.org/policy/re9919.html
アブストラクト(要約)
この声明は神経障害を持つ子供たちの治療法としてのパターニング
を再考するものである。この療法は脳の発達についての時代遅れで
過度に単純化した理論に基づいている。現状の情報は、この療法が
有効であるという主張の擁護者たちを支持せず、その利用は保証が
ないままである。
(以下本文)
パターニングは脳損傷や学習障害、ダウン症、脳性麻痺(cerebral
palsy)、自閉症などの障害を持つ子供たちの治療法として40年以
上も擁護されてきた。多くの機関がこのセラピーが効果的だという
主張に関して警告の声明を出しており、そこには全米小児科医アカ
デミー(AAP)の1968年と1982年の声明も含まれる。メディアによる
報道や、親や公務員たちからの問い合わせ、パターニングを含むプ
ログラムについて知らない新世代の小児科医によって、AAPはこ
の論争の的となった療法の現状について再考する必要にせまられた。
パターニングは子供の神経損傷の「神経組織」を改善するための一
連の訓練である。それは、訓練が毎日何時間もなされることを要求
し、それも、損傷を受けなかった子供の誕生前後の運動をシミュ
レートするために、子供の頭と四肢を何人かの人間が動かすことを
要求する。パターニングへの懸念が生じたのは、扇動的方法によっ
て、親としての適性や動機を疑われずにこの種の治療を断ることが
両親には難しかったことによる。さらに、子供にパターニングを始
めさせるための準備を怠たるなら、重大な健康上の結果がもたらさ
れるというほのめかしもなされている。
- 200 :199の続き :02/05/03 13:48 ID:???
- 在宅プログラムから集中治療プログラムにいたる幾つかの治療オプ
ションが提供され、オプションが上がるほど「成功の見込みは高く
なる」と語られる。集中治療プログラムに参加するにはそれ以前に
五つの内三つのプログラムを完了しておらねばならず、「もっとも
有能な家族」にのみそのプログラムへの招待状が送られるが、それ
は潜在的にはその家族の財政上の資源を実質的に使い果たすかもし
れない。課される厳しい訓練は極めて過酷で時間を費やし融通がき
かず、両親にかなりのストレスを与え、彼らは家族の他のメンバー
を無視するようになる。
パターニングプログラムはIAHPが立案した「発達プロファイル」
を用いて子供の神経機能を評価し、その後の変化を記録する。しか
しながら、このプロファイルをこれらの領域に用いるのが妥当であ
ることは証明されておらず、それは子供の発達を測る現在受けいれ
られている方法と比較されたこともない。パターニングによって多
くの条件が改善・治癒したという主張に加えて、プログラムの提唱
者たちはパターニングが健常児の身体能力や認知能力をよりすぐれ
たものにすると主張している。
治療プログラムの目的は、脳損傷を持つ子供たちの身体的・知的・
社会的成長を通常のものにすることである。パターニングセラピー
の提供者たちによると、治療された子供たちの多数はこれらの目的
の少なくとも一つを実現したとされる。我々の知るところでは、し
かし、AAPが1982年に態度表明を再度行って以来、パターニング
の利用を支持するためにどんな新しいデータも提出されていない。
このセラピーを用いることを支持する証拠がないため、神経障害を
持つ子供たちへのその効果は再び疑問視されることになる。
理論
(さすがに前の酷い訳を見直すと、ここは自分で訳す自信がない。
省略。)
治療効果についての主張の現状
パターニングについて公表された結果はどちらとも取れないものだ。
読書能力が治療の後で改善されたという多くの報告が、この理論を
支えるものとして歓迎されてきたが、統計学的な分析では、提示可
能な有効性はほとんど示されていない。体系的な研究は、読書能力
に関してドーマン・デラカート法がほとんどないし全く効果がない
ことを示してきた。
治療のおかげを蒙ったとされてきた障害児には、そもそも誤診だっ
た者、あるいは不当にペシミスティックな予測を与えられてきた者
がいる。これらの子供たちの成長過程は多様でああって、特定の治
療法のおかげで改善が見られたという根拠のない主張はそのせいで
ある。喧伝されてきた事例のうちにはトラウマ的な脳の損傷や脳炎
の子供がいるが、彼らは特別な治療なしでもかなりの健康上の改善
があるかも知れない。
かなりコントロールされた研究は、かなりの心的障害を持ち施設に
収容されている三グループの子供を比較した。第一グループはパ
ターニングを受け、第二グループはモチベーションテクニックの治
療を受け、第三グループは通常のケアを受けた。様々な行動上の基
準を用いて研究者たちが観察したところでは、どのグループにも研
究期間中に何らかの向上が見られた。しかし、三つのグループの間
に意味のある違いは何ら存在しなかった。彼らはそこから、施設に
収容された心的障害のある子供たちにとって、パターニングが他の
どんな治療法にも優ると考えることは出来ないと結論した。
- 201 :199の続き :02/05/03 13:51 ID:???
- 他のそれほどうまくデザインされていない研究も、様々な障害の程
度を持つ子供たちへのパターニング治療の効果について調べた。
ニュージーランドでは、伝統的なプログラムを受けた子供が到達す
るのに較べて、重要だが短期間の効果を示したものが一つある。研
究者たちが明らかにしたところでは、プログラムの相対的な成功
は、子供の教育により大きな責任を取りたいという家族の欲求と結
びついていた。もう一つの調査はパターニングセラピーを受けた心
的障害を持つ子供たちの発達には何ら重要な進歩がないことを示し
た。コーマの状態にある子供たちを起こし、脳損傷のある子供や大
人に感覚的な刺激を与えるためにパターニングを用いる方法を検討
した研究も、その方法の利用にどんな科学的証拠も理論的根拠も与
えなかった。
結論と勧告
小児科医は神経障害を持つ患者の家族と密接に連携をとって仕事を
行い、その共同体の中にある通常のサービスがすべて利用できるこ
とを保証する必要がある。適切な診断がなされた後、論争の的にな
るような療法を子供の当初扱いプラン(訳者註:initial management
plan。思うに、最初に治療方針の大まかを決めるが、その一部とし
て組み込むかどうかを決める際の問題という話)の一部として論じ
るべきである。小児科医は、したがって、通常の治療と論争の的に
なるような治療の両方を知悉し、それらを論じるための充分な時間
をスケジュールに組み込み、両親にプラセボ(偽薬)効果について、
また治療法の決定がコントロールされた研究上の試行に基づいてな
されることの重要性について説明する必要がある。
パターニングが提供している治療プログラムはいまだに根拠がな
い。つまり、それは過度に単純化された議論に基づき、様々な相互
に無関係な条件の下で効果的だと主張されており、事例報告や逸話
的なデータに支持されるが、慎重にデザインされた研究によっては
支持されない。ほとんどの場合、この方法を受けた患者に見られる
改善は、成長と発達、一定の孤立した方法の集中的訓練、集中的刺
激のもたらす限定されない効果によって説明できる。
医師もセラピストも、まさにこの療法をめぐって論争されてきた問
題と現状の証拠について自覚し続けるべきである。過去と現在の分
析に基づいて、AAPは次のように結論する。パターニング療法はい
まだ何ら特別のメリットをあたえないままであり、その擁護者たち
の主張はいまだ証明されず、幾つかの場合には家族の財政は底をつ
き、親子や兄弟の関係にひずみ(ストレス)がもたらされるかもし
れない。
- 202 :199の続き(終り) :02/05/03 13:51 ID:???
- ※以下、訳者による付記
1982より調子が弱くなっているのは、当時より自己決定への
意識が強くなっているからだろう。オータナティブ治療も
医師は否定しないようになっているからね。
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※引用者註釈。「1982」というのは前掲の論文のこと
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648のニュージーランドの例は、家族が子供の教育に熱心で
あることが効果に関わってきたという話だね。この療法に
熱心だったという意味ではないと思う。
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※引用者註。
訳文の「ニュージーランドでは、伝統的なプログラムを受けた子供
が到達するのに較べて、重要だが短期間の効果を示したものが一つ
ある」という部分についての話。
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1982よりは、経済的側面の言及が目立つようになっている。
これもいろいろ考えさせるな。巧妙に親から搾り取るシステムに
なっているのかね。
- 204 :3スレ211 :02/05/03 14:14 ID:???
- 追記。
1999年の米国小児科学会によるドーマン法批判論文は、
http://www.aap.org/policy/re9919.html
>>199-202
の他、
>>82
でまず原文と訳文が紹介され、
>>91
でその改訂された訳文が既にアップされています。
- 222 :データスレは荒らさないこと :02/05/03 17:12 ID:???
- ※アシックス関連記事
※ここはデータ整理スレです。
※現在、こちらで祭り・議論してます。
http://tv.2ch.net/test/read.cgi/nhk/1020340999/l50
「ドーマン法」用の器具開発−−アシックス
1997.03.20 毎日新聞社大阪朝刊 15頁 家庭 写図有 (全869字)
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脳障害者の機能回復法「ドーマン法」に必要なブレキエーションはしご(雲梯)をこのほど運動用品
メーカー「アシックス」(神戸市)が開発した。自作の器具でドーマン法に取り組む脳障害者への朗報。
【鈴木竜一】
ドーマン法は落馬事故に遭った騎手、福永洋一さんが取り組み知られるようになったが、早期幼児教育
にも役立つという。
ブレキエーションはしごは、米国のグレン・ドーマン博士(77)が設立した人間能力開発研究所
(米フィラデルフィア)と共同で開発した。長さ2メートルのアルミはしごを高さ2・15メートルに
固定してあり、これにぶら下がって体を揺らしながら前進する=写真。
この運動は、肺の成長に伴う脳への酸素供給量を高めるのに効果がある。脳の発達初期に当たる
生後7カ月ごろに始める、ドーマン法に不可欠のプログラム。近く、腹ばい用コース、ブランコなどの
器具も発売の予定。
開発を担当した生涯スポーツチームの吉本譲二主査は「意思表示のできなかった脳障害の女児が
この器具を使って1年後、文字盤で『お・も・し・ろ・い』と感情を表現してくれた」と話す。
現在は1台13万9000円だが、大量生産でコストダウンをめざす。
アシックスの鬼塚喜八郎会長は「東京五輪の前に、当社が競技人口が1000人しかないレスリング
シューズを開発したときと同じように、懸命に努力する人を応援したい」と話す。
問い合わせは、アシックス健康スポーツ事業部(078・303・6873)か、人間能力開発研究所
ジャパンオフィス(078・251・3240)。
◆ドーマン法
脳障害の治療法。6歳までに完成するといわれる、人の成育過程を分析したうえで、脳障害のない人の
出生から6歳までの過程をたどらせる。それによって脳障害者に、人の脳が持つ「見る」「聞く」「触る」
機能(脳への情報伝達機能)と「歩く」「話す」「書く」機能(脳が指令する機能)を発達させる理論。
具体的には、ハイハイや四つんばいなどの運動を行う一方、大量の知的情報を与え脳細胞を開発する。
幼児の早期教育では、活発な運動で脳の発達を促し、知育に役立つという。